2023年より転造加工に関する実用的な知識を幅広く知っていただくために、いくつかのサービスの提供をしています。
実際に転造加工に関わるお仕事をされている企業様、および「これからの時代、転造加工も自社で行っていかなければ!」という企業様向けのコースです。
詳細は転造を知るからご確認ください。
現在すでに転造加工を行っていて、解決したい問題を抱えている企業様を対象としたサービスです。
実際の転造加工現場では様々な問題が生じます。
例えば
「製品が曲がってしまう。」
「芯がずれてしまう。」
「ダイスが欠けてしまう。」
「転造表面が荒れてしまう。」
といった内容です。
そういった問題点がどういった原因で生じているのかを診断し、解決のための提案をさせていただきます。
単月のコンサルティングとして、日本全国どこへでも伺います。
お申し込みの流れページをご確認ください。
「転造ってなに?」という方や転造加工について詳しく知りたい技術系の学生さん、「会社で転造品作ってるけど原理までは知らない…」という方まで、幅広い層の方々に「転造って面白い!」と思っていただくためのコースです。
簡易転造機による転造過程を見ていただき、ただの金属丸棒が螺旋形状に変化していくメカニズムを理解していただきます。
切削に頼っていた形状が
転造で、できます!
転造だと歩んでしまうから、と本来転造で作りたい形状を切削品で代用してしまうケースはなかったでしょうか?
少量でも、短納期でも、仕上がりの良い転造で安価に対応できたならそちらを選ぶのではないでしょうか?
当社の考案したの転造方法を使えば、可能です。
みなさん、『転造』と言う金属加工方法をご存知でしょうか?
ご存知ではない場合、まずこちらをご覧ください。『転造とは?』
しかし、ご存知の方も「ねじ転造」に限定された知識の方が多いのではないでしょうか?
しかも、「ねじ転造加工は大量生産向け」という印象が強く、試作品等の少量、短納期の場合はギヤ部、セレーション部に限らずネジ部でさえ切削で対応してしまうという現状があるかもしれません。
当社が狙うのは、ネジでもギヤでもセレーションでも
「少量であろうが短納期であろうが、転造で安価にできる!」
と言う思考回路に変化していただくことです。
しかし、今まで転造を内製で加工するには、いくつかのハードルを越えなければなりませんでした。
ネット上の情報は少なく、詳しい文献もほとんどありません。
転造機は大量生産向きで高額、転造ダイスも専用設計となり高額、試行錯誤するには時間もお金もかかりすぎる!という状況でした。
その上、転造には「歩み」という大きなハードルが立ちはだかります。
そこで当社は考えました。
「そうだ!フレキシブルにダイスを調整出来て、しかも歩みの発生しない転造方法を開発しよう!」
3年ほどの歳月を経て、新しい転造方法を考案しました。
この転造方法は、当社が登録した二つの特許を応用することにより実現します。
ダイスをSWINGさせる構造(特許第6319612号)
この転造方法は2019年8月に特許出願し、2020年2月に特許登録されました。
特許登録されたということは今まで世の中で実施されてなかったという証明です。
つまり、『世界初の転造方法』なのです。
当社は、以下のような企業様に、この技術を有効活用していただけたらと願っています。
☆現在、転造において歩みの発生する製品を加工中で様々な不具合に悩んでいる企業様にとって、
当社特許は平ダイスでも丸ダイスでも、歩みを極力抑える転造方法開発に利用できます。
☆現在転造の技術を持っていないが、転造加工も内製で行えるようになりたい企業様にとって、
当社特許は従来の転造機にセットできる内製ダイスの作成、シンプルな自社開発転造機開発に利用できます。
☆専用機を制作しているが、新たな分野を開拓したい企業様にとって、
当社特許は歩みの発生しない転造加工工程を含む専用設備開発に利用できます。