しかし、ご存知の方も「ねじ転造」に限定された知識の方が多いのではないでしょうか?
「ねじ転造」の加工設備は大量生産向けに専用設計されている場合が多く、同じ設備でギヤ転造などを加工することは困難です。
じかも試作品等の少量生産であったり、短納期でダイス製作が間に合わない場合はギヤ部、セレーション部に限らずネジ部でさえ切削で対応してしまうという現状があるかもしれません。
その様な状況下で当社が狙うのは、
「ネジでもギヤでもセレーションでも、少量であろうが短納期であろうが、転造で安価にできる!」
と言う思考回路に変化していただくことです。
しかし、今までねじ転造以外の転造を自社で加工するには、いくつかのハードルを越えなければなりませんでした。
まず第一に、ネット上の転造に関する技術情報は少なく、詳しい文献もほとんどありません。
第二にコスト上の問題として、転造機は大量生産向きで高額、転造ダイスも専用設計となり高額、試行錯誤するには時間もお金もかかりすぎる!という状況があります。
第三に技術的な問題として、転造には様々な不具合を発生させる「歩み現象」という大きなハードルが立ちはだかります。
そこで当社は考えました。
「そうだ!フレキシブルにダイスを調整出来て、しかも「歩み現象」の発生しない転造方法を開発しよう!」
当社は3年ほどの歳月をかけて研究開発を行い、新しい転造方法を考案しました。
この転造方法は、当社が登録した二つの特許を応用することにより実現します。
この転造方法は2019年8月に特許出願し、2020年2月に特許登録されました。
特許登録されたということは今まで世の中で実施されてなかったという証明です。
つまり、『世界初の転造方法』なのです。
当社は、以下のような企業様に、この技術を有効活用していただけたらと願っています。
☆現在、歩みの発生する製品を転造加工中で様々な不具合に悩んでいる企業様
当社特許は平ダイスでも丸ダイスでも、歩みを極力抑える転造方法開発に利用できます。
不具合の発生原因を調査し、解決策を提案させて頂きます。
転造を知るを確認し、出張カウンセリングをお申し込みください。
☆現在転造の技術を持っていないが、転造加工も内製で行えるようになりたい企業様
当社特許は従来の転造機にセットできる内製ダイスの作成に利用できます。
また、シンプルな自社オリジナル転造機開発に利用できます。
転造技術に関する基本知識から測定方法、ダイスの設計方法までコンサルティングいたします。
転造を知るを確認し、転造技術コンサルティングをお申し込みください。
☆金属加工専用機を制作しているが、新たな分野を開拓したい企業様
当社特許は歩みの発生しない転造加工工程を含む専用設備開発に利用できます。
転造を知るを確認し、転造技術コンサルティングをお申し込みください。
是非とも、新たな分野を共に開拓していきましょう!
切削に頼っていた形状が
転造で、できます!
転造だと歩んでしまうから、と本来転造で作りたい形状を切削品で代用してしまうケースはなかったでしょうか?
少量でも短納期でも、高品質で低コストの転造加工で対応できたなら、そちらを選ぶのではないでしょうか?
当社の考案した転造方法を使えば、可能です。
2023年より転造加工に関する実用的な知識を幅広く知っていただくために、いくつかのサービスの提供をしています。
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現在すでに転造加工を行っていて、解決したい問題を抱えている企業様を対象としたサービスです。
実際の転造加工現場では様々な問題が生じます。
例えば
「転造加工で製品が曲がってしまう。」
「転造加工で軸芯がずれてしまう。」
「転造ダイスが欠けてしまう。」
「転造表面が荒れてしまう。」
といった内容です。
そういった問題がどういった原因で生じているのかを診断し、解決のための提案をさせていただきます。
単月のコンサルティングとして、日本全国どこへでも伺います。
このサービスを希望される企業様は、お申し込みの流れページをご確認ください。
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「転造ってなに?」という方や転造加工について詳しく知りたい技術系の学生さん、「会社で転造品作ってるけど原理までは知らない…」という方まで、幅広い層の方々に転造技術について知っていただき、「転造って面白い!」と思っていただくためのコースです。
簡易転造機を使用して、アルミ丸棒が螺旋形状に変化していく転造過程を見ていただき、転造加工を実際に体験していただきます。